フィリピン滞在記 雑感編

【1】
現地パンテーンのシャンプーを使っていますが、やたらトロピカルでフルーティーな香りがします。グローバル企業はローカライズがうまいですね(残念ながら日本のシャンプーは見かけていません)。
ちなみにフィリピンでは、髪質ごとにシャンプーが売られています。おそらく多民族国家だと、ほかの国でもこんな感じでシャンプーを売ってるんだと思います(確かヨーロッパでもそうだったような気がします)。髪質がよくわからなかったので、All Hair Typesというのを買いました。

(コカコーラのラベルにフィリピン国旗のモチーフが入っていました。これもローカライズの一環でしょうか)

【2】
ローカライズといえば、近所のセブンは地元民で夕方いつも大混雑します。ちゃんと現地ニーズを把握できてるんでしょう。東南アジア一般で見られるとされる、小分けされた使い切りのプロダクトがよく目につきます。

(セブンイレブンで買った爪切りセット。ヤスリや毛抜きなども入って100円しませんでした)

【3】
電圧は対応してるけど、デジカメの充電するとき、毎度コンセントから火花が出るのは怖いです。電気系で言うと、たまに電線が地面に垂れてることもあって、東南アジアの雰囲気を満喫できます。

【4】
道路上を走る車は、見境なくクラクションを鳴らしてる印象があります。クラクションを鳴らす基準が日本とは違うらしいことまでは分かりますが、何きっかけで鳴らしているのかは、今のところ謎です。
また、車線変更でウィンカーを出さなかったり、信号機のないところで歩行者が横断したり、フロントガラスが曇っていたり、道路のあちこちが陥没していたり、雨が降ってもワイパーを動かさなかったりと、タクシーに乗っていると、「よくこんな状態で平気で運転できるなあ」と感心することしきりです。でも未来の人たちから見ると、現状のフィリピンの交通事情も日本のそれも、あまり変わらない程度に野蛮な気がします。なぜなら人が運転しているからです。

【5】
途上国ではタクシーにボラれることが多いとされますが、セブでは今のところ一人で十数回タクシーに乗って、一度も不正には遭っていません。1円未満のお釣りがこないこともありますが、チップのような感覚であげています。

(ショッピングモールのタクシー乗り場で渡される運転手のアンケート用紙)

【6】
ショッピングモールに行くと、おめかしした地元の人たちが沢山いて、物欲しそうな顔でウィンドウショッピングをしています。この光景はなかなか複雑な感情を呼びおこします。何しろそこで売られているものは、まったく僕の物欲を刺激しない上、どれも大した値段ではありません。でもそんなものを彼らは心から欲しがり、コツコツお金を貯めながら買おうとしているわけです。
フィリピンに来ると、たいていの日本人は「お金持ち」になりますが、この感覚は僕にとってさほど愉快ではありません。お金を持ってても、欲しいものがいよいよ売っていないからです。さて、日本の消費者は銀座などに行き、物欲を刺激されることがあるわけですが、本当のお金持ちからすると、フィリピンにいる僕にまるで物欲が湧かないのと同じように、「何でこんなのを欲しがってるの?」という感覚なんでしょう。
セブではホンダやヒュンダイの新車を、地元の人が「うわぁ、いいなあ」みたいな目で見てて、これは都内でフェラーリなどを見かけて、「いいなあ」の視線と質的にはおんなじかな、と思ったりもします。
あと、微妙なドメスティックブランドが得意げに売られていたりもして、これにも困惑させられます。日本にもそういうブランドあるので、いろいろ勉強になります。

(フィリピンで大人気のファストフードチェーン店Jolibee。マクドナルドよりもシェアが高いとか。経営陣は中華系)

【7】
「ここからITパーク、どう行けばいいですか?」とガードマンに道を尋ねました。
「遠いからタクシーを使うといいよ」
「歩いていきたいんです」
「30分くらいかかるよ」
「それでもかまいません」と道を教えてもらいました。ITパークには歩いて10分で着きました。フィリピン人はゆっくり歩きます。

【8】
フィリピンでは四季を感じないので、時間経過の感覚がおかしくなります。暦の上では9月なんですが、まるで8月10日から一週間しかたっていないような、あるいはまったく日時が経過していないような感覚に襲われます。エンドレスエイトですね。

【9】
タクシーに乗ると、たまに「ジャパニーズ? コリアン?」と国籍を問われることがあります。日本人ですと答えると、今のところ100%の確率で「日本人はナイスだ」みたいな返事が来ます。それはそれでいいとして、こっちが質問もしていないのに、そこから「アメリカ人は最悪だ」と続けるタクシー運転手に、これまで3回くらい遭遇しました(セブはリゾート地なので欧米人も多いです)。
授業の雑談で、先生たちから「アメリカ人はちょっとね…」と聞いた時には、インテリ層にはアメリカ嫌いが多いから、別に気になりませんでしたが、タクシー運転手から聞くと「ほんとにアメリカ人、フィリピン人から嫌われているんだな」という気分になります。
それはそうと、アメリカでフードスタンプもらってる人、約4700万人もいるんですね。アメリカ人のだいたい6~7人に一人が、食料を買うお金に困ってることになります。

【10】
プリペイド式のWifiアダプタを使っていますが、チャージ方法がなかなか奇妙です。チャージするには、Smart社の携帯電話から、プリペイドカードとUSBアダプタのシリアスナンバーを入力したメールを、所定のフォーマットで送らないといけないのです。説明を読んだとき、最初「そんな馬鹿な」と思いましたが、本当にそんなまどろっこしい方法でないと、チャージできません。


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