なぜ私はアニソンやアイドル曲が好きか?

ボアルモアルに到着したものの、カゼが悪化してずっと寝ていました。それで長期滞在のアメリカ人が、朝からお酒を飲みながら歌物ハウスを大音量で流しているのを、ぼーっとした頭で聴いていたら、あることに気づいたのです。気楽に聴けるハウスが僕は好きなんですが、何だかこの日は気楽に聴けません。風邪をひいてたせいもあるのでしょうが、曲を聴いていて、ふと「このボーカルは真面目な顔で歌っているんだろうな」と思ってしまったのです(※ホントはマジメに歌ってないんだけど、僕の英語力の低さのせいで、マジメに聞こえてしまっている可能性もあります)。


(バスに3時間ゆられて到着したものの、あいにくの空模様でした)

それで次の曲に変わって、またもボーカルの表情をイメージしてみると、そいつも眉間にシワを寄せたような顔で歌ってそうなのでした。その次の曲もしかり、「私のメッセージを聞いて!」みたいな必死そうな声に聞こえます。もっとこう、楽しげに歌ってる曲はないの? しかし待てども待てども、延々と「歌の練習がんばりました!」「ボクは世の中に理不尽を感じている!」「この歌に賭けてます!」みたいな曲ばかり続きます。何だこれ??

それで、ハウス以外の曲の歌い手の顔(海外勢)をイメージしてみると、やっぱ連中はやたらシリアスげな表情で歌ってばかりいます。ロックしかり、ヒップホップしかり、ジャズしかり。きゃりーぱみゅぱみゅ的なユルさがありません。それで、ふとAKB48に言及したノエル・ギャラガーのことを思い出し、「そういう君らの国の歌手って、何でそんなに歌うのに必死なの? 歌は娯楽じゃないの?」と思いました。どうしてわざわざ深刻ぶった顔で歌わなきゃいけないの? 場合によっては怒ってそうな感じだし。いや、マジメに歌うのは別にいいんだけど、それ以外の歌い方を認めないようなスタンスはどうなの? 了簡が狭すぎないかい?

…そういうわけで、たぶん自分はアニソンやアイドル曲が好きなんだろなと思いました。おおむね彼らはあんまり真面目に歌っていません。でもそっちの方が、本来的な歌の楽しみ方だと思います。あと、ニコニコ動画の「歌ってみた」も、その名のとおり肩の力が抜けてて、なんか好きです。聴く側も聴く側で、「聴いてみた」な感じに流せます。


(一緒に行った人が常宿にしているというので利用しました。一人部屋で一泊700円ほど)

ところで初音ミクに代表されるボカロがいまいち海外でウケてないのは、真面目に歌わせるのが難しいからかもしれないと思いました(真面目に歌わせたところで、真面目に歌っていないように聞こえるから)。


(部屋からの眺め)

さらに脱線すると、洋物マンガとかファッションとかも生真面目すぎる感じがします。キャラやモデルがいつもしかめっ面してる印象が強いです。きっとそういうのが好まれる文化圏なんでしょうね。


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