欧州鉄道旅行記 23日目 パリ

朝食ナシのホテルだったので、近所のパン屋さんで買ったパンを食します。ナッツやレーズンがたっぷり入ってて、これがうまい!

パリ北駅に来ました。

ロンドンでの滞在日数を一日延ばすため、ユーロスターの乗車日を一日遅らせます。

チケットの相談をすると、窓口のお兄さんは、「変更にはお金がかかるよ。この場合だと150ユーロくらい別料金が必要だね」と画面を見せながら話します。

すこし迷った挙句、「じゃ、いいです」と返事したところ、どういう心境の変化か、いきなり裏メニュー対応してくれました。

「オーケー、ちょっと待ってて」と言い、何やらチケットを発券しています。さらに声を潜めて、「今回だけのスペシャル対応ね。タダで変更したげるよ。でもホントに今回だけな」。

というわけで、タダでユーロスターの乗車日を変更できました。やったね!

タダと言えば、こちらのチケットも無料です。写真右下に「EUR 000,00」と印刷されてますね。窓口でグローバルパス所持を告げると、高速地下鉄(RER)のタダ券をもらえる寸法です。

今日はこれからベルサイユ宮殿に向かいます。写真は二階建ての地下鉄車両。

車内はこんな感じ。

ハンドルをくるくる回すと、窓が開きます。

そういえば、ベルサイユ宮殿に向かう途中、ルーマニアから来たというオジサン(ロマかもしれません)が、ガラガラの車内で金品をねだりに来ました。

めんどくさかったですが、3分くらいお互いの母国語(日本語とルーマニア語)で、やりとり。いや、後から思うと、あれはあれで面白かったですね。

金ぴか趣味で有名なベルサイユ宮殿に到着です。こんなのも世界遺産に登録されるんですね。

遠くの池が傾いているように見えますが、錯覚です。

メインの通りの外側には、広大な人工林が続いています。まともに歩けば一日がかりでしょう。

さっきの池。フラット仕様です。

パンチラ像。台座が据えられているので、もともとは馬車の高さに合わせて作られたんでしょう。よって、パンチラは作者の意図するところではないと考えられます。

ヨーロッパ的な剪定を施された植木。最高に悪趣味だと思います。

これはベルサイユの花。

こっちはベルサイユの蜂。

! 

ベルサイユのばら、来ました!

園内のどこかにバラがあるんじゃないかと探してたんですが、あんなところにあるとは。とりあえずベルバラ写真を撮っておきます。

ベルバラ写真も撮れたので、パリ中心部に戻ります。このバスには乗りません。

今日はまだベルサイユ宮殿にしか来ていないのに、けっこう時間が経過しています。

パリの新凱旋門にやってきました。

ラデファンス地区。高層ビルが立ち並んでいて、パリらしくありません。オフィスビルとショッピングセンターが混在してます。

地下鉄でエッフェル塔の近くに行きます。そういえばパリは、他のどのヨーロッパ都市よりも黒人をたくさん見ました。移民に寛容な気風があるのかもしれません。

エッフェル塔の近くで商売のうまい天才画家を発見しました。こんな絵を描かれたのでは、いくらチップを積めばいいのか困ってしまうじゃないですか。人力フォトショップマジック。

エッフェル塔の前でポーズを取ってしまう人たち。観光名所の定めです。

エッフェル塔はそんなに高くないですが、周辺に高いビルが無いので、高く見えます。

パリはだいたい満足したのでホテルに戻ります。

部屋はこんな感じ。ベネチアに続き、ここのトイレも流れにくかったです。

ひさしぶりにコインランドリーにやって来ました。海外におけるこの手のマシーンの説明書きは、すごい省略して書いてあるので、解読する必要があります。

コインランドリーを離れて見ると、SF映画のセットのようにも思えます。「実はこれ、コールドスリープに使うんだぜ!」

洗濯機を回している間にゴハンを食べます。おいしそうに見えるかもしれませんが、パサパサした鶏肉で、お世辞にも美味しいとは言えませんでした。

パリの食事はうまい、という話を聞きますが、それはおそらく20ユーロ以上の品を注文した場合に限られるでしょう。10ユーロ前後ではレストランでまともなゴハンにありつけません。そういう都市の食事を、「うまい!」と評価するのには、僕は反対です。

食事を終えると、店員の兄ちゃん(接客態度がなってない)が話しかけてきました。

「君たち日本人? じゃ、おれの名前を漢字で書ける? 自分、ギラス(GHILAS)って言うんだけど」

うわあ、話には聞いたことがありましたが、実際にこういうことってあるんですね。オッケーと返事して、漢字をあてはめてみます。しばらくして完成しました。

義楽寿(ぎらす)です。とりあえず縁起のよさそうな漢字を並べてみました。

店員に見せると、「ヤバスゲパネェ!」みたいなリアクションを返したあと、左肩をまくってみせ、「今度この字をここに彫ってもらうよ。ありがとね!」と言って去っていきました。

ものすごい喜びよう(他の店員に見せびらかしたりしていた)だったので、無料でデザートでも出してくれるんじゃないかと期待しましたが、けっきょく何も出てきませんでした。

ちなみにヨーロッパでは、どの国でもタトゥーを入れるのが流行してるみたいで、学生や駅員、主婦、警察官など、職業に関係なく、また性別や人種、年齢にも関係なく、色んな人が彫ってました。ただし、その90%以上がリアルに小汚いタトゥーで、見ていて痛々しかったです。モチーフに統一感がなかったり、ダサい書体だったり、場合によっては「何それ?」という具合です。

この日はこのあと洗濯物を拾い、ホテルに帰って寝ました。


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