欧州鉄道旅行記 24日目 パリ~カレー~ドーバー~カンタベリー

今日はイギリスに行きます。船と電車で。

まずはブローニュ駅に移動。

ブローニュ駅に到着。ここで乗り換えてカレー駅を目指します。

車内はこんな感じ。ガラガラです。

カレー駅到着。

カレー港までバスで移動します。それにしても今日は寒い!

バスに乗りました。港まで2ユーロです。

車内にはイギリスに向かうと思われる人たちしか見当たりません。

カレー港に到着です。乗船券を買って、入国審査を受けます。

入国審査パスりましたが、オランダのスキポール空港のそれとは大違いの厳しさ。20個くらいどうでもいい質問をおばさんの審査官から浴びせられました。

さらに、持ってるユーロを見せろだの、航空券を見せろだのと要求され、おかげで航空券をなくしてしまいます(コピーを持ってたので問題にならず)。おそらく船でイギリスに向かう日本人が少ないため、怪しいと目されたんでしょう。

イギリスもシェンゲン協定に加入すればいいのに。

とりあえず出港。フランスを離れます。ここからイギリスのドーバーまでは直線距離で35キロくらい。

船のチケット。

救命浮き輪に「Pride of  Canterbury」と書かれていますが、この船はカンタベリーには到着しません。

「乗務員が寝てるから静かにね!」

あらくれものがタバコに火をつけてます。

甲板のペンキがきれいでした。

ドーバー名物ホワイトクリフです。船酔いでしばらく動けなかったマサカノ氏も、外に出てきてシャッターを切ります。

ドーバー到着。一時間くらいの船旅でしたが、ドーバー海峡ではそれなりに揺れたので、まだ足元がフラフラします。

イギリスはユーロが使えないので、ポンドを下ろそうとしたんですが、プラスマークの付いたATMなのに引き出せませんでした(他のATMから下ろせました)。

画面には「ごめん、処理できなかった!」と書かれていますが、この表示タイミングが最悪で、暗証番号を入力し、引出し額を入れた後で出てきます。一瞬、おかしなサギに遭遇したんじゃないかと思いました。スキミング装置とキーロガーで口座を乗っ取られる、みたいな。

ドーバー港からドーバー駅までバスで移動します。

到着です。駅周辺には見事に何もありません。

ドーバーを散策。人口3~4万人の非常に小さな街ですが、ぽつぽつ観光客が歩いています。やはり世界的に名前が知られてるのは強いですね。

日本で人口3~4万の街といえば、それこそ無数にありますが、じゃあ「南さつま市」って知ってますか? あるいは「小諸市」って知ってます?

この日はとにかく寒かったです。ホットココアを飲むついでに、サンドイッチを注文。とりあえずのカロリーを確保します。

そうそう、ここのレストランのトイレはドアの作りが適当で、ロックしたら閉じ込められる場合があります。一名閉じ込められました(店員さんが助けに来た)。

霧雨のような雨が振ったり止んだりします。画面奥の山頂に見えるのはドーバーキャッスル。

ドーバー市内に目ぼしい観光スポットは他に見当たらなかったので、登山がてらドーバー城を目指してみます。

もうちょっとで城に到着! というところで、不吉な小屋を発見。入場料として1500円くらい必要みたいです。

高いよ! そんなのでいちいち金を取るなよ。というわけで、引き返します。

そういえば、ドーバーミュージアムも、めちゃくちゃ小さいくせに500円くらいの値段設定してて、無言で引き返しました。こう書くと、すごい貧乏みたいですが、適正価格と認められないものには、一銭たりとも払いたくないんです。

けっこうな距離をのぼって空振りしたわけですが、身体もあったまったし、イギリスの草花も見たいところだったので、ちょうどよかったです!

ドーバーをあとにして、カンタベリーに向かいます。

イギリスはポーランドと同様、グローバルパスが使えない国なので、乗車券を買う必要があります。というか、イギリスはポーランドのように貧しい国でもないので、ユーレイルパスを使えるようにしたらいいと思います。

人口15万人のカンタベリーに到着。この規模の街で、世界的に名前が知られているのは、やっぱズルいと思います。ジェフリー・チョーサーの「カンタベリー物語」のおかげですかね。

この小さな駅を出て、街の中心部に向かいます。駅の規模は、京王線の百草園レベルです。果たして百草園に世界中から観光客が押し寄せるでしょうか?

世界遺産に登録されているカンタベリー大聖堂の入り口。カンタベリー大聖堂は、イギリス国教会の総本山でもあります。

それなのに! それなのにですよ、入場料と撮影料で1000円弱を取ろうとするんです。この旅行中、金を取る世界遺産には初めて遭遇しましたし、また巡礼者からも入場料を取ろうとする教会の姿勢には納得できません(僕は巡礼者ではないですが…)。

さっきからお金のことばかり書いてますが、ほんとに「カネ! カネ! カネ!」な感じなんです、上陸してからずっと。そんな具合に経済感覚がマヒしてるから、イギリスは過去ジョージ・ソロスにポンドの空売りを仕掛けられて惨敗したんだよ!

カンタベリー大聖堂すぐそばのホテルを確保しました。風呂トイレ共同の安宿仕様ですが、ひとり一泊5000円くらいします。やはりどこかズレてると思います。

ホテルの窓から見るカンタベリー大聖堂。

街を散策してみます。これはホテルを出てすぐの大聖堂広場。まあ、一等地に宿泊しているとも言えます。

石英を適当につみあげて作られた石壁。

Thomasa Cook店舗。時刻表でお世話になってます。

ちなみに設立者のトーマス・クックさんは、1841年に開催された禁酒運動の大会に信徒を数多く送り込むため、列車の切符の一括手配を考え、これをきっかけに一般の団体旅行を扱い始めたとか。

あと、トーマスクック社はロンドン証券取引所に上場してて、さらにはFTSE250(イギリスの日経225みたいなもの)にも選出されてるみたいでした。うう~ん、イギリス経済は過大評価されてると思うんですよねえ。

カンタベリーのリトル・ヴェニス。本場ヴェニスを訪ねた僕に言わせると、ベネチアの水路はこんなに澄んでないです。

カンタベリーはこぢんまりとした街なので、3時間もあれば一通り回れます。

夕食。ひさしぶりにまともなゴハンにありつけました。

ホテルに戻ります。

夜の大聖堂を眺め、眠りにつきます。熟睡してたので気づきませんでしたが、ホテル前の広場は深夜までにぎわっていたそうな。


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One Response

  1. はじめましてお邪魔してます。
    カレーからドバーを渡ってなんて検索しましたら発見・・・
    楽しく拝見させていただきました。
    夏に渡仏できましたら、参考にさせて頂きたいなと
    (まだ、悩み中なんですが・・・)

    ではお邪魔いたしました。



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